特集:
2008/06/24 日記<090金融>
090金融
090金融(ゼロキューゼロきんゆう)とは、固定電話の連絡先を持たず、携帯電話やPHSの電話番号のみで営業する違法な貸金業|貸金業者で、闇金融の一種である。
概要
日本において貸金業を営むには必ず固定電話の電話番号を有しなければならないと法律で義務付けられており貸金業の規制等に関する法律第15条第2項、同法施行規則第3条の2第1項、日本における携帯電話|携帯電話の番号による登録は一切認められない。そのため、固定電話の番号を有しない業者は全て無登録(闇金融)で営まれる非合法な業者である。この際、金利の高低は関係無いが、通常090金融は法定利息を超える金利で貸し出している。電話番号が「090|090--」の他「080--」や「070--」、中には「090*-*-」「080*-*-」「070*-*-」と固定電話のように見せかけて表示する業者もあるが(日本の市外局番で間に「0」の入るものは存在しない)、これらも総称して「090金融」と呼ばれるのが一般的である。連絡先を携帯電話の番号だけしか持たず、その携帯電話も他人や架空の名義で取得した「とばしケータイ」であったり、悪質代理店の架空契約携帯電話の横流し品であったり、遺失物または盗品であったりする。このため業者の所在や実態がほとんど判明せず、違法行為が行われていても、捜査・取締りすることは極めて困難である(他にも、不使用時には電源を切って電波を発しないようにしたり、非通知や公衆電話(または特定の電話番号)からの着信を拒否するなど、携帯電話特有の機能を悪用するケースもある)。闇金融を撲滅する手段として、090金融の広告で用いられている番号を全て調べて停止させ、一切利用させない案があるが、「090--という番号が闇金融で使われているので、利用できなくなるようにしてほしい」と事業者や警察に通報して届け出ても、顧客の守秘義務や確認の困難さが障壁となり、即座に停止させることができないため実現には至らないのが現状である。金融庁多重債務者対策本部有識者会議「多重債務問題の解決に向けた方策について 2007年4月9日」
プリペイド式携帯電話
かつてはプリペイド式携帯電話が悪用される事が多かったが、2000年頃から、プリペイド式携帯電話購入時に身分証明書等を提示による本人確認を義務づけ、携帯電話会社による開通作業を行わなければ使用できないようになったこと、また2005年から携帯電話不正利用防止法が一部施行されたことから、プリペイド式携帯電話を含めた携帯電話等の悪用は今後減少すると見られている。しかし、貸金業の電話番号が全て固定電話だからといって、それだけで闇金融が壊滅する訳ではなく、転送電話型電話代行によって、固定電話番号から日本における携帯電話|携帯電話に転送していた事例が報告される金融庁「貸金業制度等に関する懇談会 2006年3月22日」第165回国会 参議院 「財政金融委員会 2006年12月5日」など、注意が必要である。
脚注
関連項目
外部リンク
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