特集:
2008/06/08 日記<カーリース>
カーリース
カーリースまたはオートリース(''Auto Leasing'')は、自動車をリースすることである。
概要
レンタカーのように不特定多数の人に貸し出すわけではなく、長期契約により一定の期間貸し渡す。登録番号の平仮名も「わ」や「れ」ではなく、普通の自家用車と区別していない。外観や内装は自家用車との区別はないが、リース会社の資金で自動車を調達するため、車検証上の「所有者」および所有権はそのリース会社となり、「使用者」は借受人(契約者)名義となる。「使用の本拠の位置」は契約者の所在地となる。購入とリースとを単純に比較すると、リース会社の手数料が加算される分リースのほうが高くなるのは当然であるが、次のようなメリットがあるので、主に企業で利用されている。1990年代後半からは個人向けリースも行われるようになってきた。
企業会計上の理由
企業で自動車を購入すると固定資産に計上され固定費扱いとなる。一方、リースで自動車を導入すると賃借料に計上され流動費扱いとなる。一般に固定費が増大するとバランスシートの柔軟性を失わせ企業体質の悪化要因になるので、生産に直接寄与しない自動車を流動費として固定資産の圧縮を行えるメリットがある。
運行管理の労力削減
自動車はその性質上、車検切れや税未払いの場合、車両に乗ることができない(企業活動が滞る)上、購入時期や種類により点検や支払いがバラバラになるため、企業の場合では台数に比例して車両管理の手間が煩雑になってしまう。そこで、自動車の所有者が行うべき、
等をリース会社が行うことにより、契約者の車両管理の煩わしさを解消するのがカーリースのメリットである。自動車任意保険については、リース会社に依頼することもできるし、自社で契約してもよい。
個人向けリース
企業契約と違い上記のメリットはあまりないが、新車購入時の一時的な経済的負担が低減することを利点とした商品が展開されている。一例として、リース期間は3年間とし、自動車(新車)購入費と3年間の整備点検費用、税金、自賠責保険等諸経費にリース手数料(利息相当)を加えた金額から3年後の残価(下取り)予定額を差し引いた金額を分割して毎月支払うものである。あらかじめ3年後の残価予定額を差し引いているので、車両価格全体を均等に割賦返済する通常のオートローンを組むよりも毎月の支払いは少なくなる。ただし、ローンは完済すれば自分の所有物・財産となるが、リースの契約期間終了後はリース会社へ返却しなければならず、契約者の財産にはならない。なお、契約期間終了時にたいてい次のオプションが選択できる。
注意点
契約期間を満了せず、途中で解約する場合、負担が発生する場合がある。リース会社は、契約にもとづいてその車を用意しているわけであり、不要になったのであれば、その車を買い取ったのと同じ程度の負担が必要ということになるのである。任意保険はリース会社の指示や契約上、契約者は強制的に付帯しなければならない事が殆どであるが、一部の損保会社では「リース自動車総合保険」という、車両保険部分で新車価格もしくは残価を最低限補償する商品も発売されている。
主なカーリース会社
法人向けではレンタカー会社がカーリースを兼営するケースが多い。
関連項目
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